「太平記」  更新日 2005.10.03.月

* 太平記 流布本(国民文庫)

使用テキスト 『太平記 全』(国民文庫刊行会) (流布版本) 翻刻 J−TEXTにて公開しています。2001.12.17.月 に全巻完成しました → 太平記・国民文庫本〔全巻〕

 

* 太平記 目録 →目録 総平仮名付き版 2001.12.17.月

 

* 太平記 流布本 総平仮名版

底本 慶長八年古活字本(流布版本) 岩波古典文学大系 J−TEXTにて公開しています。 巻第一 

 

* 太平記 天正本

底本 水府明徳会彰考館蔵天正本「太平記」 新編日本古典文学全集 小学館

諸本中、最も特徴の顕著な異本。全巻一筆の完本で、天正本系写本中の最善本です。

・ 凡例 及び 太平記巻第一 総平仮名版→ 01

・ 太平記巻第四十 最終章

  細川右馬頭頼之新将軍を補佐する事 S4011

 ここに、細川右馬頭頼之、この頃西国の成敗を司つて、敵を亡ぼし人をなつけ、諸事の沙汰の途轍、少し先代の時、貞永・貞応の旧規に相似たりと云ふ聞えありける間、すなはち天下の管領職に居せしめ、御幼稚の若君を補佐し奉るべしとて、群儀同趣に定まりしかば、右馬頭頼之は、武蔵守に輔任して、執事の職を司る。外相・内徳げにも人の言に違はざりしかば、氏族もこれを重んじ、外様もかの命を背かずして、中夏無為の代に成りて、目出かりし事どもなり。

太平記巻第四十

 

 

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